農場日記

ビニールハウスの雪対策

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越谷移住12年目ですが、一番の大雪

ではないでしょうか?先週から雪予報はあったので、1月21日(日)からハウスの補強をしてました。

ハウスの中央部に何本か柱を建てるべく自宅敷地にあった鉄パイプを畑に移動させます。

柱を設置する部分の寸法を測ったら、事前にコメリで買ったパイプカッターでくるくる回しながらカット。これが結構キツクて今でも右腕が筋肉痛(笑)。

地面は凸凹してるから、高さは測る位置でバラバラ。同じ寸法でカットして、あとは地面を掘って調整しました。

ちゃんと固定した写真を撮るのを忘れてました・・。この日は3本設置した。収穫の為、残りの作業は翌日へ。

翌22日(月)はお昼ごろから支柱取付けを再開。思ったより降るのが早くて、うっすら積もってた。あ~いやな予感だ・・。

とりあえず、持参のトンボで雪下ろしを確かめてみる。結構とれるけど、重い!ビニールも傷付けそう・・。

上部の雪は内側から熊手でポンポンつつくと落ちてくる。こりゃ~楽だな~と思ったけど、やり続けると腕と首が痛くなる。

ストーブを付けると室内気温が上がって雪が積もりにくいと聞いたので自宅からストーブを持ち込んでみた。

なるほど、天頂部は溶け始めてきた。効果はこの後の雪下ろしで分かってきた。17時頃には暗くなってきたし、結構疲れてきたので、いったん帰宅。

家で夕ご飯食べてランタン持参して19時頃畑に出発!車はやめて徒歩で向かった。結構風が強くて顔に当たって歩きにくい。途中、国道4号を渡ったけど、大渋滞してた。

ハウスに着いたら結構積もってた。5センチくらいかな。トンボは重いから、熊手で降ろした。こっちのほうが軽くて全然楽。ストーブのおかげか、雪とビニールの間が溶けたような感じでスル~っと落ちてやりやすい。

 

中はこんな感じ。雪の圧力を感じてとても怖い。外の雪を降ろして雪の重量を軽くしてから中に入る。ストーブが赤々とついていて暖かい。

内側から熊手でポンポン。外の雪を片面ずつ降ろしたら、内側から片面ずつポンポン。昼から10セット位やっただろうか・・。満腹状態のなか、疲れて、眠くなった。コンビニで熱燗買ってハウスで寝ようか?なんて考えたけど、あぶないあぶない、そろそろ帰ろう。21時にハウスを出た。夜中にもう一度来ないとダメかな・・・。

自宅に着いた頃は小雪になってた。天気予報でもピークは過ぎたようなので明朝確認することにした。自宅の雪かきもやったからクタクタ。そしたら次女が明日スキー合宿あるから車に乗せていってくれと言われ4時半起きとなった。ということで23日(火)5時ごろの状態。車の雪かき。

結局、畑に行けたのは8時頃になった。大丈夫だろうと思いつつも昨晩倒壊する夢をみたのでドキドキ・・。太陽の陽を浴びてサンサンに輝いているハウスをみて安堵・・・。一周して問題なし。あ~良かった。支柱設置、こまめな雪下ろし、ストーブ投入が良かったのかな?雪が両脇に落ちて殆ど積もってなかったよ。

反対側から見た。降ろした雪の量は結構多いな。

天井を見上げると快晴で雪がちょっとだけ。ストーブはまだ就いてた。最低気温が6~7時位だから、ストーブにより雪とビニールの間が溶けていた状態で、朝陽が当たって気温が上昇したのでする~っと落ちていったんだろうと思う。

積もった雪を測ったら25cm。雪国からみたら大したことない深さだろうけど、この辺りでは5年に一度位の大雪だ。

まとめ

事前に雪予報が分かっていたので支柱設置が出来たし、雪下ろしの道具準備もしてたしや用事もいれていなかったらこまめに雪対応できたのが良かったと思う。これが2日続いたり、用事があってハウスに行けなかったりしたらまずい結果になると思う。雪はあなどらずに対応しないと・・。

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プロフィール

農家 遊佐謙司(ゆさけんじ)
1968年埼玉県川口市生まれ
2006年より埼玉県越谷市在住
家族 妻、娘3人の5人家族
2016年に脱サラして越谷市で就農。
農薬・化学肥料を使わず、種まきから種採りまでの循環農業を目指しています。

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